上原浩治がDL入り、カブス監督は終盤の戦い見据えて決断「彼は重要」
マドン監督「シーズン終盤に向けて彼を回復させる」
カブスは9日(10日)、上原浩治投手が10日間の故障者リスト(DL)入りすることを発表した。42歳右腕は8日(日本時間9日)の敵地ジャイアンツ戦で異変が生じ、わずか6球で緊急降板。首の張りによる降板で地元メディアによると本人は軽症としてたいが、ジョー・マドン監督は勝負どころとなるシーズン終盤の戦いに向け、DL入りを決めたことを明かしている。
上原はジャイアンツ戦の7回にチーム2番手として登板したが、先頭のトムリンソンに四球を与えた後、サンドバルに中前安打を浴びた直後にアクシデントが発生。トレーナーに付き添われながら降板した。
翌9日にカブスは上原をDL入りさせ、ジャスティン・グリム投手の昇格を発表。カブスの球団公式サイトによると、マドン監督はベテラン右腕のDL入りについて「ただしっかりと沈静化させたい。彼は我々の前進には重要だから、シーズン終盤に向けて彼を回復させる。9月や10月にプレーすることを見込んでいて、良くなることを願っている」と説明した。
(Full-Count編集部)