メジャーNO1捕手モリーナ、驚愕送球で盗塁阻止「ワオ!」「とてつもない」
直後には逆転満塁弾、絶大な存在感を発揮してチームを勝利に導く
カージナルスのメジャーNO1捕手、ヤディアー・モリーナ捕手が9日(日本時間10日)の本拠地ロイヤルズ戦で好守に絶大な存在感を発揮。逆転の満塁弾の加え、健在の強肩ぶりも見せつけ、8-5の勝利に導いた。
まずは守備で見せ場を作った。1点ビハインドで迎えた6回の場面。ロイヤルズの先頭エスコバーがレフト前ヒットで出塁すると、続くモスの打席で1ボール2ストライクから4球目にスタートを切った。
右腕ボウマンのスプリットはワンバウンドとなったが、モリーナが巧みに捕球。すぐに立ち上がり、二塁にミサイルのようなボールを送った。送球は俊足のエスコバーの走路にピタリ。遊撃のデヨングが難なくタッチし、アウトとなった。
地元テレビの実況は「なんてこった。ヤディアー・モリーナのとてつもないプレーだ」と絶叫。リプレーを見返し、あらためて「ワオ!」と驚きの声をあげるビッグプレーだった。その肩はまだまだ健在だ。
さらに、その裏には猫の乱入で試合が中断した直後の2死満塁の場面でモイランからレフトへ豪快な逆転満塁弾。チームを勝利に導いた。
ワイルドカード争いでは、圏内まで6.5ゲーム差とされているカージナルス。圧倒的な存在感でプレーオフ進出の常連球団を牽引するモリーナが、この先もキーマンとなることは間違いない。