田中将大、自身3度目のDL入りの影響は? “怪我の功名”になる可能性も

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

ヤンキース田中が10日間のDL入り、指揮官は軽症を強調

 ヤンキースは12日(日本時間13日)のレッドソックス戦前に、田中将大投手(28)を右肩の炎症のため10日間の故障者リスト(DL)に入れたと発表した。今月10日にさかのぼって適用され、最短での復帰は20日となる。右腕はローテーション通りなら、14日のメッツ戦に先発する見通しだった。

 ジラルディ監督によると、患部に痛みはないため、MRI検査を受けておらず、肩の炎症と腕に張りがあるという。同監督は「痛みやダメージがあるわけではないが、故障者リストに入れることにした。数日間ノースローで様子をみてからその後のことを決める。離脱期間はそんなに長くはならないだろう」と軽症を強調し、最短での復帰を見込んでいる。

 田中は前回、9日のブルージェイズ戦に先発して88球で4回3分の0を投げ、3失点でマウンドを降りた。「試合で球数がかさんでいく中で疲労を感じていた。次の登板を迎えるにあたり、ベストな状態でマウンドに上がるのは厳しいと思った」と、経緯を説明した。

 ヤンキースは11日に左腕サバシアが右膝痛を訴えてDL入りしており、これで先発投手が同時に2人離脱したことになる。開幕時にローテーションに入った中では3人目の離脱となった。

田中は前向き「強くなって戻ってくることができると信じている」

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