期間限定1軍昇格の日本ハム新人堀、ホロ苦2被弾も手応え「直球は通用する」
1点リードの7回に2被弾で逆転許すも、大谷の同点弾に救われる
日本ハムのドラフト1位ルーキーの堀瑞輝投手が17日、ロッテ戦(札幌ドーム)に3番手で登板。プロ3試合目で初被弾し、ホロ苦い本拠地デビューとなった。
ビハインドの場面でマウンドに上った過去2試合と違って、この日は1点リードの7回という大役を任された。先頭の角中を139キロ直球で空振り三振に仕留めた後、ペーニャに左越え同点ソロを許した。さらに2死後、中村に左中間ソロを浴びて逆転された。
「今日は良くなかったです。低めに投げきれなかったのがダメでした。監督からは“こういう体験ができたので次に生かせ”と言われました」と反省しきり。ただ、重圧のかかる場面に飲まれたわけではないという。「自分がいつも通りに投げられなかっただけです」と言い訳にはしなかった。
プロ初黒星は免れた。直後の7回裏に大谷翔平投手が同点アーチを放ってくれたからだ。「ありがとうございます」と感謝の言葉を口にしたルーキーは、「勝って良かったです」と延長11回サヨナラ勝ちにホッとした表情を浮かべた。