ドジャースの日ハム大谷視察、メキシコでもニュースに 「彼を狙う球団」

日本ハム・大谷翔平【写真:田口有史】
日本ハム・大谷翔平【写真:田口有史】

メキシコ紙も称賛「オオタニには投打の能力がある」

 日本ハムの大谷翔平のプレーを視察するため、ドジャースの幹部8人が視察に訪れたことが、メキシコでも話題となっている。地元紙「EL DEBATE」の野球関連サイト「Al Bat」が「8人のドジャース代表団がショウヘイ・オオタニ出場の試合に現れる」とのタイトルで報じている。

 記事では、西武との3連戦をアンドリュー・フリードマン編成本部長を含むドジャースの幹部8人が視察に訪れていたとする日本の報道を紹介。そして、「レンジャーズが日本の天才、ショウヘイ・オオタニを獲得するかのように思われる中、彼を狙うナショナル・リーグの球団がある」と伝えた。7月までダルビッシュが所属していたレンジャーズも、5月にリハビリ中の大谷を視察するためジェフ・ダニエルズGMらが鎌ヶ谷の2軍施設を訪れたことが米国で報じられ、話題となっていた。

 大谷は西武との3連戦で計10打数7安打2四球4打点と大暴れ。打者としての才能を改めて見せつけた。最近5試合連続マルチ安打で、8月は14試合で52打数23安打の打率.442、11打点、2本塁打と絶好調を維持している。メジャーに移籍すれば多くの球団が投手に専念させるとの声が根付いが、打者・大谷の能力の高さにドジャース関係者もあらためて唸ったはずだ。

「Al Bat」は「オオタニには投打の能力がある」とあらためて言及した上で「大注目を浴びているこの23歳の日本人はベーブ・ルースと比較されており、フリーエージェントになれば引っ張りだこになることが予想されている」と伝えた。正式にはポスティングシステム(入札)での移籍になる可能性が高いが、その時がくれば争奪戦は確実だろう。

 日本、米国以外からも注目を浴びる二刀流。シーズン終盤に向け、その“熱”がさらに高まっていくことは間違いない。

(Full-Count編集部)

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