80年前の大記録に並んだスタントン、本塁打量産で近づく偉業の数々

51号アーチを放ちダイヤモンドを周るマーリンズのジャンカルロ・スタントン【写真:Getty Images】
51号アーチを放ちダイヤモンドを周るマーリンズのジャンカルロ・スタントン【写真:Getty Images】

51号本塁打で60発に残り「9」、80年ぶり新記録樹立&史上4人目の偉業も射程

 29日(日本時間30日)の敵地ナショナルズ戦で今季51号本塁打を放ったマーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手。特に7月のオールスター以降、驚異的なペースで本塁打を量産する27歳は数々の記録達成が持ち上がっている。地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版が特集している。

 マーリンズが誇る大砲はこの日の初回の第1打席で右腕ジャクソンの3球目を捉え、左翼席へ両リーグトップの51号ソロをマーク。マーリンズは3-8で敗れたものの、スラッガーはこの日2打点を挙げ、キャリア最多の110打点となった。

 4月、5月、6月と7本塁打ずつを放ったスタントンは7月以降ペースを加速させており、7月は12発、8月は18発目となった。8月のメジャー最多本塁打は1937年にルディ・ヨークが記録した18本塁打で、スタントンは80年前の大記録に並んだ形だ。

 さらに史上6人目のメジャー60本塁打まで残り9本。ここまではシーズン63本塁打ペース。またオールスター以降は44試合で25本塁打を放っており、このペースなら67本塁打に達することになる。

3か月連続12本塁打なら史上4人目の偉業

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