「すんごい曲がる」 メジャー54勝の鷹ムーアが投げるカーブは“反則級”!?
6月30日の日本ハム戦で6回を投げて毎回の10三振を奪ったムーア
6月30日に札幌ドームで行われた日本ハム戦で6回3安打1失点と好投したソフトバンクのマット・ムーア投手。試合は1-1のまま引き分けに終わり、来日初勝利こそならなかったが、今後に十分期待を抱かせる好投を披露した。
タイガースからFAとなり、今季ソフトバンクに加入したムーア。レイズ時代の2012年、2013年に2桁勝利をマークし、2013年には17勝4敗という好成績を残した。2014年にトミー・ジョン手術を受けると、2016年にはレイズとジャイアンツで計13勝。メジャーで3度の2桁勝利をマークし、通算54勝を誇るバリバリのメジャーリーガーでもあった。
この左腕の武器は150キロを超えるストレートとブレーキの効いたナックルカーブ、そしてチェンジアップ。初回、いきなり3者連続で空振り三振を奪うと、2回先頭まで4者連続で三振に斬った。その後も奪三振ショーを展開し、6回まで毎回の10奪三振。18個のアウトの半分以上を三振で奪った。
特に目を引くのが、大きく変化するナックルカーブ。このムーアのカーブに「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeも注目。「【反則級の”曲がり落ち具合”】 ムーアのナックルカーブ」と動画で紹介すると、ファンからは「まじで打ちにくそうやw」「すんごい曲がる 気持ちいい」「気になって見に来たら、あまりに変化が大きくてビビった」「えぐ笑笑」「カーショーみたい」とその斬れ味を絶賛する声があがっていた。