NPB入り熱望の162キロ右腕が日本のファンに感謝 多くの動画視聴に「応援ありがとう」
日本球界入りを熱望するドジャース傘下2Aタルサに在籍するキーラン・ラブグローブ
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、米マイナーリーグの今季開催中止が決まった。日本球界入りを熱望しSNS上で熱烈なアプローチを見せていたドジャース傘下2Aタルサ・ドリラーズに在籍するキーラン・ラブグローブ投手は6月30日(日本時間7月1日)に再び自身の動画を公開し、日本のファンに感謝の言葉を送っている。
ラブグローブは6月27日に自身のツイッターで「まだプレーをやめる準備ができていません! 私にはまだ、私にすべてを与えてくれたゲームに還元したいものがまだたくさんあります! 見て共有してください!」と日本語で綴り、日本球界入りを熱望しブルペン動画を公開していた。
この動画は多くの日本のファンの目に留まり反響を呼ぶことに。そして、この日、ラブグローブも多くの視聴回数と応援メッセージが届いたことを自身のツイッターで明かし、動画を公開。その中では日本語で「応援ありがとうございます。私は多くの人々が私のビデオをみるとは思っていませんでした」と感謝の言葉を綴っている。
そして「日本に行くためにもっと頑張りたいです」と再度、日本球界入りを熱望していることを口にしている。NPBだけでなく独立リーグも視野に入れているようで「素晴らしいファンのためにプレーしたい」と語っている。
現在は新型コロナウイルスの影響で就労ビザが取得できないが、今後もツイッター、自身のYouTubeチャンネルで様々なアピール動画を公開していくことを語っている。
ラブグローブは2012年のドラフト3巡目でインディアンスに入団。キャリアの最高は3A止まりで1試合、3イニングを投げたのみ。最速162キロをマークし、スライダー、チェンジアップを武器とする右腕の夢は叶うのだろうか。働き場所を失ったマイナーリーガーたちの今後に注目が集まる。