まだ大谷翔平は「素晴らしいとはかけ離れている」 地元メディアの評価は?
復帰2戦目は3回1/3で4四球1死球1奪三振2安打1失点
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地で行われた変則ルールの紅白戦で先発。3回1/3で64球を投げ、1奪三振2安打1失点だった。2018年10月の右肘トミー・ジョン手術からの復帰2戦目も4四球1死球と制球に課題を残した。大谷は「前回より良かった。真っ直ぐもまずまずだったんですけど、決めにいった時の変化球がイマイチ抜けていた。そこが決まってくれば、もっともっと三振を取れるし、全体的なまとまりも出てくるんじゃないかと思います」と振り返った。
674日ぶりに試合登板した7日(同8日)の紅白戦では打者延べ10人に対して1安打1失点。50球で全球種を投げたが、7四球と課題を残していた。地元メディアはどう見たのか。米ロサンゼルス・タイムズ紙のマイク・ディジョバンナ記者は自身のツイッターでこう評価した。
「今日2度目の紅白戦に先発登板したエンゼルスの右腕ショウヘイ・オオタニは、(前回登板よりも)若干良かった。しかし、“素晴らしい”とはかけ離れていた」
この日、エンゼルス公式ツイッターで実況を務めたトレント・ラッシュ氏は「わずか2安打1失点だったオオタニは(前回よりも)断然良かった。4四球だったが、前回の登板よりも遥かに良かった。オオタニにとって良い1週間となっている」と修正力を評価。AP通信のグレッグ・ビーチャム氏は「ショウヘイ・オオタニが紅白戦で許した初安打はジョー・アデルの強烈な当たりの二塁打。それでもオオタニはマウンド上で力強く見える」と綴った。
米メディアも大荒れだった復帰戦から徐々に修正しつつあるとみているようだ。開幕3戦目、26日(同27日)の敵地・アスレチックス戦での先発登板が有力視されている。開幕まで残り1登板。大谷のさらなる修正が期待される。
(Full-Count編集部)