平野佳寿、開幕までの復帰は絶望的 キャンプ合流も監督「難しいかも」
新型コロナウイルス感染から回復し19日にキャンプに合流した平野
新型コロナウイルスに感染していたマリナーズの平野佳寿投手。サマーキャンプへの合流が遅れ、18日(日本時間19日)にようやくチームに合流した右腕だが、7月24日(同25日)の開幕には間に合わない可能性が高くなった。
新型コロナウイルスに感染したことでキャンプ合流が遅れた平野。マリナーズ公式サイトは「ヒラノがプロトコルをパスし、マリナーズに合流」とチーム合流を伝えるとともに、スコット・サービス監督のコメントを紹介した。
指揮官は「彼は昨日キャンプに合流した。ブルペン投球を始め、肩の状態を見ることになる。(金曜日に)ヒューストンで開幕戦を迎えるまでの時間は短い。間に合うか? 分からない。難しいかもしれない」と語り、5日後に迫っている開幕には平野は間に合わない可能性が高いとした。
ただ、平野はマリナーズにとって貴重なリリーフとして期待されている。それだけにサービス監督も「もちろんできる限り早く実戦で投げてほしい。キャンプに合流できて良かった。彼もここにいられることに喜んでいる」と話し、今後の調整のペースアップを願っていた。
(Full-Count編集部)