大谷翔平、圧巻1号も完全復活はまだ先? 米メディア「苦戦はまだ終わっていない」
大谷が3打点以上なら負けない“不敗神話”も、救援陣が「台無しにした」
■マリナーズ 10-7 エンゼルス(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地マリナーズ戦で「4番・指名打者」で先発出場した。今季4試合目の打者出場で初の4番スタメン。4回の第2打席で一時逆転となる1号3ランを放った。チームは救援陣が崩れて、7-10で逆転負けした。大谷が3打点以上を挙げた試合は13勝0敗だったが、その不敗神話もストップした。
二刀流復活へ、まずは打者として周囲の度肝を抜く“曲芸弾”を放った。地元メディアはどう見たのか。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は大谷の一時逆転3ラン、アップトンの6回1死の2号ソロを空砲とした投手陣の乱調を嘆いた。開幕投手の先発ヒーニーは5回2失点と試合を作ったが、2番手以降の救援陣は計8失点と崩れた。
「彼らはショウヘイ・オオタニが放った今季第1号の3ラン、そしてアプトンのキャリア通算300号が誕生した夜を台無しにした」
AP通信は「二刀流のスターは投打ともにスロースタートだったが、オオタニはストライクゾーンの下に投じられたダンの80マイル(約129キロ)のカーブに対して極めて素晴らしいスイングをした」と注目した。ただ、第3打席以降は当たりが出ず、5打数1安打3打点。「オオタニの苦戦はまだ終わっていない」と本調子には至っていないと伝えている。
(Full-Count編集部)