「円熟の域に達するマエダ」 前田健太の6回無失点での開幕2連勝をMLB公式絶賛
ツインズは新顔の3投手が計4先発で21回4失点、6勝2敗の開幕好スタートに貢献
■ツインズ 3-0 インディアンス(日本時間2日・ミネソタ)
ツインズの前田健太投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのインディアンス戦で先発し、開幕2連勝を飾った。6回を内野安打1本、三塁を踏ませぬ快投で無失点に抑えた。圧巻の投球に、米メディアは「ケンタ・マエダがマウンド上で輝きを放った」と賛辞を送っている。
本拠地ターゲットフィールドでの初登板は、初回2死からリンドーアに四球を与えたものの無失点で切る抜けると、2回から4回まで3イニング連続で3者凡退。3回には3者連続三振、1回2死から5回1死までは11者連続で凡退に抑えるなど、6回を内野安打1本の1安打1四球無失点に封じた。
ツインズは3-0で快勝。この勝利を地元紙「スタートリビューン」は「サノが柵越え2本、ケンタ・マエダがマウンド上で輝きを放ち、ツインズがクリーブランドを再び抑える」との見出しで伝えた。さらに、6回を内野安打1本、1四球、83球で封じた右腕を「ケンタ・マエダは非常に効果的な投球だった」と評価している。
MLB公式サイトは「円熟の域に達するマエダは2本塁打のサノに援護を受ける」と伝えると、AP通信も「ツインズは先発ローテーションに新たに加わったベテラン投手が再び力強い先発登板を見せた」と新天地での開幕2連勝を称賛している。
またAP通信は、前田は同じくドジャースから加入したリッチ・ヒル、ホーマー・ベイリーとともに「ローテーションを強化するための3つの重要な補強のうちの1つだった」と紹介。このニューカマーの3投手が合計で4先発、21回を投げて4失点、18奪三振と6勝2敗の開幕好スタートに貢献していることも伝えている。
(Full-Count編集部)