ソフトB王会長、後輩・清宮に「欲しい」「技術もネームバリューもある」
「868本が目標」の発言には「大したもの」、ドラフト競合は「8は越えるだろう」
ソフトバンクの王貞治球団会長が23日、前日22日にプロ志望届提出を表明した早実・清宮幸太郎内野手にラブコールを送った。この日、ヤフオクDで、早実の後輩にもあたる清宮について問われ「欲しいよね。技術も、ネームバリューもある」と語った。
プロ志望を表明したことで、今秋のドラフトの目玉となることが確実。高校の後輩の決断に「プロはチャレンジしがいがある」と理解を示した王会長は「(競合数の)記録になるんじゃない? 8だっけ? それは越えるだろう」と、1989年の野茂英雄、1990年の小池秀郎(ロッテの指名を拒否、92年のドラフトで近鉄に入団)の8球団競合を越える数の球団が指名すると予測した。
プロ志望届提出を表明した会見で清宮が、王会長の持つ通算868本塁打の世界記録を目標に掲げていたことについては「そういうところを目標に持っていけるのは大したもの。頑張って欲しい」とエールを送っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)