ダルビッシュは「奪三振ショーでなくても圧倒的だった」 米メディアから称賛殺到
シカゴ・トリビューン紙「ダルビッシュはカブスの先発防御率を1.95に下げた」
■カブス 6-1 ロイヤルズ(日本時間6日・カンザスシティ)
カブスのダルビッシュ有投手は5日(日本時間6日)、敵地・ロイヤルズ戦で先発。最速97.5マイル(約156.9キロ)の球を武器に7回4奪三振1四球、5安打1失点と好投し、今季2勝目を挙げた。防御率2.12。チームは6連勝を飾り、10勝2敗と開幕ダッシュに成功した。米メディアからは右腕への称賛の声が殺到している。
地元紙「シカゴ・トリビューン」はダルビッシュが昨季後半戦で圧倒的な投球を見せたことに言及。「その時の効率の良さを取り戻している最中だ」と伝え、チームを開幕ダッシュに導いた先発陣の活躍を称賛した。
「先発投手がシーズン序盤の成功のバックボーンにある。ダルビッシュはカブスの先発投手陣の防御率を球界で最も低い1.95に下げ、カブスの先発投手たちは対戦打者を打率.172と抑えている」
地元放送局「NBCスポーツ・シカゴ」も好調なカブスの先発ローテに注目しつつ、「ユウ・ダルビッシュが7回で手堅い投球を見せた」と称えた。AP通信は「シャープな投球」「2回連続で絶好調だった」と称賛。大リーグ公式サイトは「ダルビッシュの水曜夜の投球は普段のような奪三振ショーではなかったものの、このカブスの先発投手はそれでもなお、ロイヤルズ戦で圧倒的だった」とダルビッシュの好投を伝えている。
(Full-Count編集部)