今オフのMLB移籍浮上のハム大谷翔平、代理人選定に着手か 米記者が報じる

日本ハム・大谷翔平【写真:田口有史】
日本ハム・大谷翔平【写真:田口有史】

メジャー移籍の可能性が浮上する大谷、米メディアも動向に注目

 今オフ、メジャー移籍の可能性が浮上している日本ハムの大谷翔平投手について、同選手サイドが代理人の選定に着手し始めていると米メディアが伝えた。「ファンラグ・スポーツ」の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏がレポートしている。

 今季負傷により出遅れ、打者としてスタートした大谷はシーズン途中から投手としても復帰。21日のソフトバンク戦の先発登板には本拠地の札幌ドームにMLB関係者が集結し、17球団27人が視察した。米メディアも大谷のメジャー移籍の可能性について連日特集するなど、大きな注目を浴びている。

 そんな中、米国の敏腕記者ヘイマン氏が大谷サイドがMLB移籍を見据えてエージェントとコンタクトし始めているとレポート。「投打にたぐいまれな才能を持つショウヘイ・オオタニが来年MLBに挑戦するのか。そのさらなる兆候として彼は敏腕エージェントたちと話を進め始めている」とし、「オオタニ側は弁護士を交渉の初期段階に立てているとされており、オオタニと彼の所属チームはミーティングのために日本を訪れた主要エージェントたちの中から選択する方針だという。関係者によると、オオタニの球団は近いうちにエージェントを選別し、来週などに2回目のインタビューの場が持たれるだろうとしている」と伝えた。

 記事ではスコット・ボラス・コーポレーションなど複数のエージェント事務所を候補に挙げており、「オオタニがMLB挑戦を果たせば、最大の勝者となるのはポスティングフィーを得ることができる日本ハムファイターズだろう。さらに彼を獲得できたMLB球団も、世界屈指の選手を決して高額すぎない金額で手に入れることができたということになる」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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