大谷翔平は「もっと積極的に」 11打席連続無安打の悩める大砲に指揮官指摘
打者専念初打席弾は11打席連続無安打5三振
■レンジャーズ 2-0 エンゼルス(日本時間9日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地のレンジャーズ戦で「4番・指名打者」で先発出場したが、4打数無安打2三振で2試合連続無安打となった。打率.132。チームは0-2で完封負けし、2連敗となった。
初回2死二塁、4回1死一塁は左腕アラードに2打席連続空振り三振。6回2死一塁は右腕ボルケスに一ゴロ、9回先頭の第4打席は右飛に打ち取られた。打者専念初打席となった6日(同7日)のマリナーズ戦で決勝3号ソロを放ったが、前日7日(同8日)のレンジャーズ戦は4打数無安打3三振。11打席連続無安打となった。
11打席の内容は四球が1、内野ゴロが1、外野フライが4つ。三振は5つを数える。マドン監督は打席でアプローチする際に体が開いてしまっていることを指摘した。「シアトルでは少し異なったメソッドだった。もっと積極的にアプローチしていた。ここでは、そうやってない。なぜかわからない。野球場が違うからかもしれない。君(報道陣)の言う通り、シアトルでの最後の試合では、私はとても興奮していた。彼をそのころの状態に戻す必要がある」と打席での積極性を求めた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)