巨人が痛恨黒星で11年連続CS進出逃す、2006年以来11年ぶりBクラス確定
土壇場の9回に1点差まで追い上げるも一歩及ばず
巨人は1日、本拠地での阪神戦に4-5と惜敗し、11年連続クライマックスシリーズ進出を逃した。3位DeNAが勝利したため、4位が確定。CSが導入されて以来続いた連続出場が途絶えた。
この日の先発は13勝を挙げている左腕田口。2回まで無失点としたが、3回2死から四球をはさんだ4連打で3点を先制された。だが、4回に打線が奮起。1死から村田のソロ弾で1点を返すと、1死一、三塁から小林がスクイズを決めて1点差に詰め寄る。
代打を送られて降板した田口に代わり、5回のマウンドには前日危険球でわずか4球で退場となった畠が上がった。雪辱を果たしたい畠だったが、1死から危険球を投げた上本にソロ弾を浴びると、続く糸井にも右翼へ本塁打を運ばれ、3点差に広げてしまった。
敗戦色が濃厚となった9回。1死から長野がヒットで出塁すると亀井が中越え二塁打で1点。さらに、2死二塁から代打宇佐見が中堅へタイムリーを運び、土壇場で1点差まで追い上げた。だが、最後は陽が投ゴロに倒れて黒星を喫した。
DeNAが敗れれば巨人の望みはつながったが、DeNAは広島との乱打戦を制して勝利。これで巨人の11年連続CS出場の望みが絶たれ、リーグ4位に終わった2006年以来11年ぶりのBクラスが確定した。
(Full-Count編集部)