2日のプロ野球志望届 U18侍の仙台育英・西巻ら高校生90人、大学生55人に
ハワイ出身の日本文理大・ケムナブラッド誠も提出
日本高校野球連盟は2日、公式サイトの「プロ野球志望届」提出者一覧を更新し、仙台育英(宮城)の西巻賢二内野手と長谷川拓帆投手ら10人が新たに公示された。
侍ジャパンU-18代表として「第28回WBSC U-18ワールドカップ」で活躍した西巻は、168センチと小柄ながら、堅実な守備が魅力の遊撃手。俊足を生かした1番打者として、今夏の甲子園ではチームをベスト8に導いた。また、チームメイトの左腕・長谷川もプロ志望届を提出。最速143キロの速球とスライダーが武器で、今夏甲子園での大阪桐蔭戦では6安打1失点完投勝利を挙げていた。
全日本大学野球連盟も公式サイトの「プロ野球志望届」提出者一覧を更新。最速151キロを誇る日本文理大のケムナブラッド誠投手ら5人が新たに公示された。
プロ注目のケムナブラッドは、米国人の父を持つハワイ生まれの右腕。192センチの長身から投げ下ろされる速球は、最速151キロを計時した。今年4月の九州地区大学野球選手権・長崎国際大学戦では、9回5安打無四球で完封勝利を飾った逸材だ。
これで高校生90人、大学生55人、計145人がプロ志望届を提出した。プロ志望届の締切は10月12日。注目の2017年プロ野球ドラフト会議は、10月26日17時に行われる。
(Full-Count編集部)