大谷翔平のレベルアップに必要なことは? 米記者「どのように改善するか興味」
“三振減”で「素晴らしい打者からエリートな打者へとなる可能性もある」
■ドジャース 6-5 エンゼルス(日本時間16日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地のドジャース戦に「5番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打に終わった。3回2死二、三塁では好守に阻まれ二ゴロ、5回2死二塁では見逃し三振と好機に一打が出なかった。今季5度目の“4タコ”で打率は.200に下降してしまったが、米記者は試合前に“改善点”を指摘していた。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では、開幕から19試合を終えた時点でのエンゼルスを番記者のファビアン・アルダヤ氏が振り返っている。大谷については「現在の問題は三振の多さだ。しかしそれは時間と共に正常な状態に戻るはずだ」と分析している。
15日(同16日)時点で、15試合に出場して試合数より多い18三振という成績に「どのように改善し続けていくかということに興味がある」とした同記者。「彼は四球を選べるほど辛抱強い打者ではあるが、仮に彼の年齢が増すとともに三振数を減らすことができれば、(単に)素晴らしい打者から(その上の)エリートな打者へとなる可能性もある」とさらなる進化に“三振減”を挙げている。
60試合中21試合を消化して7勝14敗と低調なスタートを切っているエンゼルス。同記者は大谷以外の選手についても触れ、打率.304、9本塁打のトラウトは「現在も極めて優れた野球選手」、一時は21打数無安打と苦しんだレンドンは「それでもなお出塁率は優秀な数字だ」としている。
(Full-Count編集部)