大一番に先発の田中将大、インディアンス打線との相性は…4人が打率3割超

ヤンキース・田中将大【写真:編集部】
ヤンキース・田中将大【写真:編集部】

“天敵”エンカーナシオンは負傷も…ブラントリーも打率.429と相性×

 ヤンキースはインディアンスとの地区シリーズで敵地で2連敗を喫し、崖っぷちに追い込まれた。負ければ敗退となる8日(日本時間9日)の第3戦の先発は田中将大投手。6日(同7日)の第2戦でヤンキースが5点差を逆転されるなど、インディアンスの打線はメジャー屈指の破壊力を誇るが、田中もデータでは苦しい数字が並ぶ。

 7日(同8日)の前日会見で、田中はインディアンスについて「いいラインナップだと思います。走れるし、パワーもあるし、幅広い攻撃ができるラインナップだと思います」と印象を明かした。過去22打数10安打の打率.455と“天敵“だった4番のエンカーナシオンは第2戦で足首を負傷し、離脱したものの、その他にも手強い相手が並ぶ。

 対戦成績を見てみると、1番リンドーアは9打数4安打(打率.444)、3番ラミレスは8打数5安打(打率.625)、エンカーナシオンに代わって先発すると見られるブラントリーが7打数3安打(打率.429)、5番サンタナは13打数4安打(打率.308)と実に4人が3割超え。レフトは左打者のチゼンホール(11打数3安打、打率.273)が入るとみられるが、右打者のジャクソンならば9打数3安打(打率.333)とこちらも相性が悪い。細心の注意が必要となりそうだ。

田中は前日会見で「いつもの自分」の大切さを強調

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