大谷翔平、720日ぶり2番スタメンも2戦ぶり無安打 打率.172、チーム地区最下位ターン
左腕バルデスに4打数無安打2三振、対左投手は打率.077
■アストロズ 11-4 エンゼルス(日本時間25日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地のアストロズ戦で「2番・指名打者」で3試合連続先発出場した。2番スタメンは今季初で、1年目の18年9月4日の敵地・レンジャーズ戦以来720日ぶりだったが、4打数無安打2三振。打率.172となった。チームは8回から捕手のベンブームが登板。指名打者制を解除し、大谷は交代となった。チームは4-11で大敗し、前半戦を9勝21敗で折り返した。
左投手に苦戦を強いられている。先発左腕バルデスに対し、初回1死は空振り三振、3回1死一塁は二塁・アルトゥーベの野選、5回1死は一ゴロ、7回1死は見逃し三振に倒れた。今季の対左投手は26打数2安打の打率.077、打点なしとなった。
2番起用について、マドン監督は「トミー(ラステラ)が入らず、(大谷が)フレッチャーとトラウトに挟まれる。今日の相手は左腕(バルデス)で、両側の打者にとって難しい相手になるかもしれない。それに、試運転したかった。自信につながる方向に進んでいる。だが、今日はこれがフィットすると考えたからだ」と説明していた。前日23日(同24日)の敵地アスレチックス戦で5号3ランを含む9試合ぶりのマルチ安打をマークしたが、この日は結果を残せなかった。
チームはプホルスが5回に左前適時打を放った。通算2087打点として、アレックス・ロドリゲスを抜いて歴代単独2位となった。歴代1位はハンク・アーロンの通算2297打点。チームは投手陣が打ち込まれて2連敗となった。
(Full-Count編集部)