大阪桐蔭が大差で東海大菅生下す 選抜初日の注目カードは一方的な結果に
注目のエース左腕・田中も4安打無失点の好投で完封
第87回選抜高校野球大会が21日に開幕した。初日の注目カードだった第2試合は、大阪桐蔭(大阪)が東海大菅生(東京)を8-0の大差で下して初戦を突破。エース左腕・田中の好投も光り、夏春連覇へ向けて好スタートを切った。
大阪桐蔭は立ち上がりから投打ともにドラフト候補の声が強い東海大菅生のエース右腕・勝俣を攻める。初回は1死から5番・藤井の右前タイムリーと押し出しなどで2点を先制。3回には藤井、原田、吉沢のタイムリーで3点を追加した。
さらに、4回には4番・青柳にもタイムリーが飛び出して1点を追加。ここで東海大菅生は勝俣をあきらめ、2番手の山口をマウンドに送った。
しかし、大阪桐蔭の勢いは止まらない。5回には1死2、3塁から永広がセンターオーバーのタイムリー三塁打。2点を追加し、8-0とリードを広げた。
東海大菅生はここから山口が好投。しかし、打線も大阪桐蔭の注目左腕・田中を打てず、得点を奪えない。その後は両チーム無得点で、8-0のままゲームセットとなった。
初戦の注目カードだった両者の対戦だが、結果は大差に。大阪桐蔭が強さを見せつけるゲームとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count