上原&田澤、岩隈、和田がプレーオフへ? 米シンクタンクがMLB順位を予想
日本人所属球団の評価に明暗、レッドソックスは昨季地区最下位から一転して優勝?
野球データを統計学的な見地から解析するセイバーメトリクスを専門とする米シンクタンク「ベースボール・プロスペクタス」が、メジャーリーグの2015年シーズン開幕へ向け、各地区の順位について分析結果を掲載している。日本人所属チームでは、レッドソックス、マリナーズ、カブスがプレーオフ進出切符を掴むと見られている一方で、ヤンキース、ジャイアンツなどには厳しい結果が出ている。
上原浩治、田澤純一両投手がブルペンを支えるレッドソックスは、ア・リーグ東地区を制覇すると算出されている。オフには、フリーエージェント(FA)でパブロ・サンドバル、ハンリー・ラミレスといった強打者を獲得。投手陣も先発、ブルペンともに効果的な補強を行った。
「ベースボール・プロスペクタス」では、昨季地区最下位に終わったレッドソックスの地区優勝確率を36.8%と算出。2位はレイズの32.1%となっている。プレーオフ進出確率も57.9%で地区トップ。2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指す強豪が、まずはポストシーズンへと駒を進めるとの見方だ。