「ロッテが勝ててる要因」 脅威の防御率0.00…かつてのエース候補が“新7回の男”
ここまで15試合に登板し0勝0敗、8ホールド防御率0.00、被打率.157
かつてはエース候補と呼ばれた男がリリーフで活路を見いだす……。ロッテの唐川侑己投手はここまで15試合に登板し0勝0敗、8ホールド、防御率0.00の成績を残し“7回の男”として現在2位のチームを支えている。
2007年のドラフトでは中田翔(日本ハム)、佐藤由規(楽天)と共に“高校ビッグ3”と呼ばれ2球団が競合しロッテに入団。ルーキーイヤーの2008年には「平成生まれ勝利投手1号」となり5勝を挙げる活躍を見せ将来のエースとして期待された。
その後は2011年に12勝を挙げたが、故障などに悩まされ目立った活躍ができず2018年後半からはリリーフに転向。今シーズンは春先に故障し出遅れたが、ここまで15試合に登板し防御率0.00と好調で被打率は.157と安定した投球を続けている。
「パーソル パ・リーグTV」も「救援陣の中心的存在」と唐川の快投ぶりに注目し動画を公開。プロ13年目、31歳を迎えた右腕にファンも「エースとは違うエースとなった」「ロッテが勝ててる要因」「唐川がいるからこそ今がある」「7回は安心」と復活した唐川を絶賛している。
首位ソフトバンクを0.5差で追うロッテ。今や勝ちゲームに無くてはならない存在となった唐川の投球に今後も注目だ。