ロッテ移籍の澤村拓一、入団即登板で3者連続三振! ユニ間に合わず「106」で衝撃デビュー
入団即出場選手登録されると、ビヤヌエバを三振に仕留めて吠えた
■ロッテ – 日本ハム(8日・ZOZOマリン)
巨人からロッテにトレードで移籍した澤村拓一投手が8日、本拠地ZOZOマリンスタジアムでの日本ハム戦でいきなりマウンドに上がった。この日入団会見を行うと、そのまま出場選手登録されると、すぐに出番がやって来た。
1点リードで迎えた6回、名前が本拠地にコールされるとスタンドから大歓声で迎えられた。ユニホームが間に合わずに背番号「106」のユニホームを借りてマウンドに上がった。
先頭の渡邉に対しての2球目で153キロをマークすると、追い込んでから、武器のスプリットで空振り三振。続く大田もスプリットで空振りを奪って3球三振に仕留めた。
巨人でチームメートだったビヤヌエバへの初球はキャッチャーへのファウルフライとなったが、これを田村がキャッチできず。それでも3球目で追い込むと、最後はスプリットで空振り三振を奪った。ロッテ初登板は3者連続三振の衝撃的なデビューに。スタンドのファンからも大きな拍手が起こった。
ロッテは澤村のあと、唐川、ハーマン、益田と勝利の方程式でこの1点のリードを守り抜いて競り勝った。これで5連勝となり、6回を無失点に封じた澤村も初めて、ロッテの勝利の輪に加わった。