「何度でも見ていられるバット放り投げ」 巨人・岡本の“確信”特大決勝弾にファンうっとり
1試合2発は368日ぶりで今季初、本塁打&打点でキング独走
■巨人 5-4 ヤクルト(12日・東京ドーム)
巨人の岡本和真内野手が12日、本拠地東京ドームでのヤクルト戦で、今季自身初の1試合2本塁打をマークした。初回にリーグ最速となる先制の20号3ランを放つと、同点の7回には決勝の21号ソロをマークした。
岡本の1試合2発は、2019年9月10日のDeNA戦(横浜)以来、368日ぶり。本塁打争いは2位タイの阪神・サンズと大山に3本差をつけキングを独走。打点も60に乗せ、2位の中日・ビシエドとは5打点差をつけている。
初回1死一、二塁の第1打席で、ヤクルトの先発・吉田大喜の初球を逆方向へ。右翼スタンド中段に飛び込む豪快弾で先手を奪った。同点に追いつかれて迎えた7回の第4打席では、1死からまたも初球のカーブを振り抜き、今度は左翼席中段まで運んだ。
打った瞬間スタンドインを確信した2本目のアーチの動画を「DAZN」が公式ツイッターで公開。岡本自身もスタンドインを確信して悠々とバットを放り投げる姿に、ファンも「何度でも見ていられるバット放り投げ」「岡本和真。確信のバット投げ!」と歓喜。頼もしい若大将の姿に「そりゃこういう場面で打つ4番いれば強いわな」と納得していた。