NFLのスーパースターが今年もレ軍キャンプ参加 打撃練習で柵越えも!?
学生時代に“二刀流”プレーヤーだったQBウィルソン、2年連続の特別参加で抜群のセンス見せつける
アメフトNFLのシアトル・シーホークスの名クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンが28日(日本時間29日)、レンジャーズの練習に1日限定で参加した。2年連続となった特別“参戦”で、打撃練習ではホームランを放つなど抜群のセンスを見せつけたことを米複数メディアが伝えている。
地元テレビ「FOXスポーツ」のオープン戦生中継中にインタビューに登場したウィルソンだが、ブルーのレンジャーズのユニフォームに違和感はなかった。チームメートからヒマワリの種を大量に投げつけられるなど、すっかりチームに溶け込んでいる様子だった。
「すごく自然だよ。このユニフォームを着て、この球団の一員であることは名誉なこと。内野の守備練習と打撃練習もすることもできた」
今年のスーパーボウルではニューイングランド・ペイトリオッツに惜敗し、2連覇を逃したスーパースターは「子供の頃から2つのスポーツをプレーすることを夢見てきた。いつもフットボールと野球をしてきた。この機会は、神様がくれた贈り物だと考えている。最高のチャンスに感謝している。レンジャーズの選手と一緒にプレーして、メジャーリーガーの打球を受けることができて、打撃練習で打つこともできた。いい時間を過ごせたよ」と語っている。
学生時代にアメフトと野球の“二刀流”プレーヤーだったウィルソンは、内野手として2010年にドラフト4巡目(全体140位)でロッキーズに指名されて入団。マイナーで2年間プレーしたが、2012年にシーホークスからドラフト指名を受け、アメフトの世界を選んだ。