田中将大、24日最終登板へ 一問一答「信用、信頼というのはすぐに得られない」

ヤンキース・田中将大【写真:AP】
ヤンキース・田中将大【写真:AP】

「自分としては『もっと投げて、勝って』というものを期待されていたと思います」

 ヤンキースの田中将大投手が22日(日本時間23日)、今シーズン公式戦最終登板となる23日(同24日)の敵地ブルージェイズ戦に向け前日会見を行った。先輩・黒田博樹氏の持つ日本人メジャー2位タイのMLB通算79勝、7年契約最終年を迎える思いなどを語った一問一答は以下の通り。

――明日シーズン最後の先発になる可能性が高い。次の課題は全体の微調整上げていく?
「もちろん。その作業やそういう気持ちは1試合1試合、登板ごとに大きく違わないので、そこに関しては同じです」

――明日勝てば、黒田氏のメジャー通算勝利79勝に並ぶ
「一つずつ積み重ねてきたことで、そうなるが。凄い投手と勝ち星ですけど、並ぶことができれば嬉しい」

――今年はプレーオフという実感を感じるのは難しいところはあるか?
「まあ、でももう実際こういう時期ですし、次からそうだというんで、しっかりとそこは準備してただやっていくだけだと思います」

――昨日のブルペンの様子は?
「昨日は23球投げて、いつも通りしっかりと投げました」

――黒田投手の印象として残っていることは?
「1年目に黒田さんのようなベテランの方が同じチームにいてくださって、色々と聞くことができましたし。投球のこと、チームのことに関してもそうだし、調整方法についても。凄く大きな助けになりましたね。自分にとっては」

――改めて明日がシーズン最終登板。7年契約最後。6年連続2桁などずっとローテ守ってきた
「その辺の評価と言うのは周りの方々がしてくれることなので、自分としては『もっと投げて、勝って』というものを期待されていたと思います」

――ヤンキースのユニホームの重みなどを考えることはあるか?
「僕はヤンキースしか知らないので比べようがないので、何とも言いようがないですね。そこに関しては。でもみんな同じ方向を向いて目標に向かってやっているという強い気持ちは感じます」

――ヤンキーススピリッツみたいなものは感じるか?
「色々なチームから集まってきて入れ替わり立ち替わりが激しいですから、でも誰が入ってきてもヤンキースというチームになってしまう感じですかね。ヤンキースは勝つことについて高いレベルのところを求められると思うので、そこは違うのかなと思います」

――ブーン監督はプレーオフでコール、田中の登板を明言。高い信頼を得ている。
「僕自身あまりよくわからないのですけど、自分で一つ一つ積み重ねていくしかないですから、信用、信頼というのはすぐに得られるものではないと思うので、そう言ってもらえるのは嬉しいですけど、自分のやってきたことが少しは報われるかなと思いますけど、それだけではダメなのでチームに勝ちを持ってくることが一番なので、自分の仕事を最後までしっかりとやりたいなと思います」

(Full-Count編集部)

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