ロッテ、秋季キャンプで体幹強化 井口監督「何をやるにも絶対に必要」
タイヤを使ったトレーニングも、「全身を使わないと」
最下位脱出へ、まず体幹強化から――。ロッテの鴨川秋季キャンプはユニークなトレーニングが続いている。3日に3日目を迎えたが、小林投手コーチの発案で、投手陣は70?80キロある大型トラックのタイヤを10回持ち上げたり、ひっくり返しながら3往復したり。他にも、連続でのハードル跨ぎ、縄跳びなど、身体の芯をしっかり作っていこうというメニューが続いている。
その狙いを井口監督は「体幹は何をやるにも絶対に必要なこと。バッティングであったり、スローイング、守備に連携する。全身を使わないと、ああいう重いもの(大型タイヤ)は持ち上がらない。身体の連動だったり、瞬発的なパワーだったり、色んな意図がある」と説明した。チーム力は個々のパワーの集積。「今しか出来ないこと」を地道に続けている。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)