レイズ監督、黒星発信も「心配ない、自信ある」 猛攻ヤンキース称賛「才能ある」
8回まで1点差の接戦も9回に5失点「バスに乗る頃には切り替わっている」
■ヤンキース 9-3 レイズ(地区シリーズ・日本時間6日・サンディエゴ)
レイズは5日(日本時間6日)、サンディエゴで行われたヤンキースとのア・リーグ地区シリーズ第1戦に3-9で敗れた。8回まで接戦を展開したが、9回にスタントンの満弾を含む5点を献上して黒星発進。試合後、記者会見に臨んだケビン・キャッシュ監督は「そこまで心配はしていない。根拠を持った自信がある」と第2戦以降の巻き返しを誓った。
レイズはエース左腕のスネルが先発マウンドに上がったが、5回を投げて3被弾を含む6安打4失点と精彩を欠いた。指揮官は「カウントを悪くする場面が多かったが、おそらくコースを狙い過ぎたせいだろう」と推察。一方でヤンキース先発コールについて「目を見張る投球だった」と脱帽すると、プレーオフ3戦で11本塁打と爆発する敵打線についても「才能ある打線。なんの不思議もない」と称えた。
9回に5点を失い、大差が開いてしまったが、8回までは拮抗した試合展開だった。キャッシュ監督は好投したコールに食らいついた打線を称賛。「ランディ(アロサレナ)とジマン(崔志萬)がバットで返答してくれた」と同点弾、逆転弾を放った2選手を褒めた。さらに、チーム状態を問われると「根拠を持った自信がある。球場を離れるバスに乗る頃には、気持ちは切り替わっている」と胸を張り、第2戦からの巻き返しを誓った。
(Full-Count編集部)