西武・森、豪ウィンターリーグは捕手メイン「言葉は違う中で、積極的に」
森、高橋光、中塚の3選手が豪ウィンターリーグへ出発
11日、西武の南郷キャンプは第3クール2日目を終えた。最終日の16日まで、残り5日となったが、13日からウィンターリーグ参加のためオーストラリアへ出発する森友哉、高橋光成、中塚駿太は、本隊より一足先に、秋季キャンプを打ち上げた。
午前中で全メニューを終え、スタジアムを後にする3選手の表情は皆、清々しかった。
「しっかりと動けましたし、やることはできました」と、森は充実のキャンプを振り返った。打撃よりも捕手の守備練習に重きを置き、早出、個別練習と、連日徹底的に汗と泥にまみれた。自ら志願したというオーストラリア修行でも「守る方を中心に」鍛えてくる予定だという。今季はケガのため、1軍復帰は8月となってしまっただけに、まずは「試合の感覚をなくさないように」が最大のテーマだ。その中で、外国人投手とバッテリーを組むことも、大きな学びにしたい考えだ。
「(中田)祥多さん、(藤澤)亨明さん(ともに過去に同リーグに参加)に話を聞いたら、『外国人ピッチャーの気持ちがすごくわかるようになる』と言っていました。帰ってきてからも、外国人投手と組む機会があると思うので、その時に気持ちがわかれば、よりリードしやすいやろうし。そのためにも、言葉は違う中で、積極的にコミュニケーションをとりながらやってきたいと思います」と、強打捕手。「来年こそ、勝負の年。もう来シーズンは始まっているという気持ちです」と、異国での成長を胸に期した。