9月の「月間最優秀バッテリー賞」中日祖父江＆木下拓とロッテ澤村＆柿沼受賞　DAZN発表

木下拓「祖父江さんの鬼のような形相に刺激」、澤村「勝利に貢献することだけ考えて」

「DAZN（ダゾーン）」は19日、「2020プロ野球月間最優秀バッテリー賞」の9月度の受賞者を発表した。セ・リーグは祖父江大輔投手と木下拓哉捕手、パ・リーグは澤村拓一投手と柿沼友哉捕手が選出された。

　守護神のRマルティネスや福敬登らとともに中日のリリーフ陣を牽引する祖父江。8月25日〜9月27日の対象期間中、失点・自責点ともに「0」という圧巻のパフォーマンスを披露した。8月度に大野雄とともに受賞した木下拓は、主に打撃での活躍に加え、盗塁阻止率リーグ1位と圧倒的な安定感を見せチームの躍進を支えた。

　澤村は対象期間中に7試合連続無失点をマーク。巨人からのトレード移籍会見直後の初登板から圧巻の投球を披露し、早くも欠かせない戦力となっている。澤村を支える柿沼は、安定したリードで好投を引き出してきた。

「DAZN」公式ツイッターでは、受賞者の喜びの声を紹介。祖父江は「試合では木下に引っ張ってもらうことが多く、木下に感謝しています。これから僕も成長して、木下を引っ張れるように努力していきたいと思います」とコメント。それに対し、木下拓は「祖父江さんの鬼のような形相に僕も刺激され、バッテリーで逃げることなく攻めた結果だと思います」と応えた。

　澤村は「来月もこの賞を取るのは難しいかもしれませんが、この賞をいただけたということは、少なからずチームに貢献したということだと思うのでこれからも継続していきたいですし、チームの勝利に貢献することだけを考えて頑張ります」とさらなる意欲を見せ、柿沼は「候補に挙がっているのは見ていましたが、選ばれるとは思いませんでした。澤村さんのおかげです」と先輩投手に感謝した。

（Full-Count編集部）