豪でウインターL参戦の“西武トリオ” 森は捕手で4戦出場、打率.333を記録
合流から4試合、森は捕手として全戦に出場
日本やアメリカではストーブリーグが盛り上がりを見せているが、中南米諸国や夏真っ盛りのオーストラリアでは、野球シーズン真っ只中。3月には代表チームが侍ジャパンと強化試合を行うオーストラリアでは、西武の森友哉、中塚駿太、高橋光成の3選手がさらなる飛躍のきっかけを掴むために武者修行中だ。
オーストラリア・ベースボールリーグ(ABL)のメルボルン・エイシズに11月17日から参加する3人。早速、18日パース・ヒートとのダブルヘッダー2戦目に先発した高橋は、4回を投げて3安打4奪三振7四球5失点(自責点3)で黒星を喫し、初登板は苦しい内容となった。
18日にヒートとのダブルヘッダー第1戦で、6回途中から2番手としてマウンドに上がった中塚は、2回2/3を投げて1被弾を含む3安打1奪三振2四球1失点(自責1)。19日の同じくヒート戦では、8回から4番手としてマウンドに上がり、1回を1安打1奪三振3四球1失点(自責1)の成績だった。
使用球の違いのためか、高橋も中塚も制球に苦しんでいるようだが、徐々に調子を上げているのが森だ。森は17日から19日までの3日間で行われた4試合全てに出場。最初の2試合は無安打に終わったものの、3戦目では途中交代したものの2打数1安打、フル出場を果たした19日には5打数3安打1打点で、そのうち二塁打が2本あった。4試合にはいずれも捕手として出場。4試合で打率.333と少しずつ調子を上げてきた。
ウインターリーグで結果を残すこと以上に、この経験を来季にどう生かすかが重要。3人の来季の飛躍に期待したい。