鷹・松田宣が「ベンチから総ツッコミ」 サイン確認後の“満点右打ち”に工藤監督爆笑
打席前にサイン確認→再度サインが出る→チャンスを広げる右前打
■ソフトバンク 8-1 西武(23日・PayPayドーム)
ソフトバンクの松田宣浩内野手が工藤監督らベンチから“総ツッコミ”を受けた。23日の西武戦(PayPayドーム)の6回に右前打。チャンスを広げる一打となったが、工藤監督は大爆笑。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeは「【工藤監督も爆笑】松田宣浩 ヒット打ったのに『ベンチから総ツッコミ』」と注目した。
1-1で迎えた6回無死二塁。松田宣は打席前に三塁の村松ベースコーチのサインを見たが、一発で理解できなかったようだ。三塁ベースコーチに歩み寄ってサインを確認。ベンチの首脳陣はもう1度サインを送り直した。松田宣は首をかしげながらも理解。今季0犠打の強打者が送りバントか――。テレビ解説がこう予想する中で、初球の直球を右前へ打ち返した。タイムリーにこそならなかったが、チャンスを広げる満点の打撃となった。工藤監督はベンチ内で口を抑えて爆笑。首脳陣は総ツッコミだった。
試合後、工藤監督は松田の一打について、「右打ち」のサインだったと明かした。ベンチを和ませた一打から、この回4得点。チームは15年ぶりの12連勝を飾り、優勝マジックを「4」とした。チームの雰囲気の良さを伝える一幕に、ファンからは「雰囲気ええし何でもええわナイスヒット熱男」「これは自分の打力を首脳陣にアピールしたい若手」「一塁塁審の土山さんも笑ってるw マッチのパワーはすごいなあ」「チームの雰囲気最近マジで良いよな」「こんだけ連勝すればそりゃ楽しいだろなぁ~」「強いチームの余裕があるからこそうまれるこの空気感。非常に羨ましい……笑」「理由はどうあれ、周りを笑顔にするマッチ好き」「監督もマッチも超ご機嫌!!」などとコメントされている。