ロッテ仮契約の安田、自覚溢れる一問一答「人間としても尊敬される選手に」
ドラフト指名後は「後輩たちに混じって毎日練習に出ています」
ロッテからドラフト1位指名された履正社高・安田尚憲内野手が25日、大阪市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円、年俸1240万円で仮契約を行った(金額は推定)。清宮幸太郎(早実)の外れ1位でソフトバンク、阪神と競合の末、ロッテが交渉権を獲得。球団が「待望の和製大砲候補で、将来は4番を任せたい逸材」と期待を寄せる強打者は、交渉後に笑顔で会見に臨んだ。言葉の端々に早くもプロとしての自覚をにじませた会見の主な一問一答は以下の通り。
――今の気持ちは。
今日からプロ野球選手、千葉ロッテマリーンズの一員という自覚が芽生えてきました。
――今日はどんな話を?
これからのことを中心にお話を聞きました。
――印象に残った言葉は?
これからは、プロ野球選手として手本になるような行動を取らないといけない、と思いました。今までもそうでしたが、これからは一層注意しないといけないと思いました。
――千葉ロッテマリーンズの印象は?
ファンの声援が熱い。それとチームとしてすごく明るいイメージがあります。そんなファンの方の声援に応えられる選手になりたいです。
――ドラフト後の過ごし方は。
千葉ロッテさんから1位指名をいただいて、期待してるよ、という声を掛けていただきました。今は後輩たちに混じって毎日練習に出ていますし、プロに向けた体を作っていこうと思っています。
――夢だったプロ野球選手になった気持ちはより強くなった?
プロ野球選手になるのは夢でしたが、今はまだスタートラインに立ったばかり。本当の夢は1軍で活躍することなので、そのために実力をつけないといけないと思っています。
――目標は。
開幕1軍とか具体的な目標というより、今はまずそのための体を作ったり力をつけることが先だと思っています。そのために一歩ずつ進んで、いずれは千葉ロッテを背負う選手になりたいです。
――理想の選手像は。
選手としてもそうですが、野球以外の部分でも評価してもらえるような、人間としても尊敬される選手になりたいです。
(沢井史 / Fumi Sawai)