大谷翔平の移籍先候補から“落選”も…ヤ軍社長エール「大きな将来性がある」
大谷獲得ならず…ヤンキース社長が決断尊重「幸運を祈っている」
大谷翔平の移籍先候補から外れた形のヤンキース。これについてランディ・レビン球団社長が大谷の意思を尊重する姿勢を示している。地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版が伝えている。
今オフのメジャー移籍の意思を表明した二刀流右腕の動向はポスティング申請の前から大きな注目を浴び、争奪戦となることが予想されていた。その中で本命視されていた一つがヤンキース。しかし、大谷サイドが絞り込んだ7球団はジャイアンツ、ドジャース、レンジャーズ、エンゼルス、マリナーズ、カブス、パドレスとなり、ヤンキースは落選となった。
これを受け、「ニューヨーク・ポスト」は「オオタニに関して、ヤンキース球団社長:誰もがニューヨークでプレーできるわけではない」との見出しで特集記事を掲載。レビン球団社長の反応を伝えた。
記事の中で同社長は「オオタニはニューヨークで素晴らしい活躍ができただろう。しかし、彼以外にも世界中に選手はいるよ」と語っており、「誰かが来たくないなら、来ないのが一番。誰もがニューヨークでプレーできるわけではない」、「彼の決断を尊重する。彼は信じられないくらい才能溢れる若者で、大きな将来性がある。幸運を祈っているよ」と潔くエールを送っている。
また同紙は大谷獲得が実らなかったことを受け、球団側が次なるチーム編成へと動き出している様子をレポート。FAとなったCC・サバシアとの再契約などの可能性を伝えている。
(Full-Count編集部)