ロッテ大谷、1100万円増の8800万円で更改 大台届かずも「納得した」
来季巻き返しへ「このチームは一丸になれば強い」
ロッテの大谷智久投手(32)が8日、ZOZOマリンの球団事務所で契約更改。7700万円から1100万円アップの推定年俸8800万円でサインした。
昨年の32試合登板から55試合に増え、3勝2敗で23ホールド、防御率も3.12。1年間ケガもなく、フルに働いてチームに貢献した。
「1年間しっかりやってくれたと評価してもらった。先発の勝ちを消したり、失点も多かったと指摘され、色々話した結果、僕自身納得した」。
心の片隅には「可能性はないこともなかったので」と1億円の大台もあったようだが、来季のモチベーションにした。
「今季は6位。このチームは一丸になれば強い。まずは勝って優勝すること」と目標の数字や金額より、チームの勝利を強調。秋季練習は大谷、涌井、内と3人がフリーだったが、自主的に練習参加するなど自覚は十分だ。
来季日本人投手ではチーム最年長となり、FA資格も見えてくる。「1日1日必死で投げ抜いて、野球第一の人生を歩みたい」と話した。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)