大谷翔平の二刀流復活は“成り上がり”新GMの手腕がカギ?「様々な方法で勝利に…」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ミナシアン新GMがラジオ番組に出演「プレーを見るのが待ちきれません」

 エンゼルスは12日(日本時間13日)、今季ブレーブスでGM補佐を務めていたペリー・ミナシアン氏がGMに就任したと発表した。4年契約で、球団13人目のGMとなる。40歳のミナシアンGMは地元ラジオ局「エンゼルスラジオAM830」の番組に出演。大谷翔平投手の二刀流を後押しする方針を示唆した。

 大谷は今季2年ぶりの二刀流復活が期待されたが、シーズン序盤に右前腕筋を損傷。その後は打者に専念したものの、打率1割台と不本意な成績に終わった。さらにエプラーGMが今季限りで退任。マドン監督は来季も二刀流としての活躍を期待したが、新GMの意向に注目が集まっていた。ミナシアンGMは番組中に二刀流・大谷を高く評価した。

「(大谷は)エキサイティングです。健康であれば、驚異的な選手。違いを生みます。彼と話すことを心待ちにしていますし、プレーを見るのが待ちきれません。彼を必要としています。この球団の重要な一員です。様々な方法で多くの勝利に貢献してくれると思います」

 ミナシアンGMは少年時代にレンジャーズでバットボーイを務め、2009年からブルージェイズ入りしてはスカウト、プロスカウト部長、GM特別補佐を歴任。大谷の日本ハム時代も直接視察していたという。今オフは投手陣の整備を最優先すると語った40歳GM。“成り上がりGM”の手腕に注目が集まる。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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