大谷翔平の二刀流をどうする? エ軍新GMに課される課題「転換点が近づいている」
新たなGMに就任したミナシアン氏がこなすべき課題は…
新たにペリー・ミナシアン氏がGMに就任したエンゼルス。今季も26勝34敗と負け越し、16チームが出場できたプレーオフ進出も逃すことになった。6年連続でプレーオフに進出できず、今オフには大谷翔平投手をチームに迎え入れたビリー・エプラーGMが解任された。
マイク・トラウトという球界最高の野手を抱えながらも、結果に結びつかないエンゼルス。新しくGMに就任するミナシアン氏にとっても長い低迷を脱して、プレーオフに進出することが1つの重要なミッションとなるはずだろう。
MLB公式サイトでは就任したミナシアンGMがチーム再建のためにやらなければならないことを「これがエンゼルス新GMのやることリストだ」として検証。そのうちの1つとして、大谷翔平投手をどう起用していくのか、も挙げられている。
今季トミー・ジョン手術から投手として復帰したものの、2試合に登板しただけで再び前腕部の故障を負った大谷。打者としても打率.190と結果を残せなかった。「ショウヘイ・オオタニの状況への答えを見出す」と指摘した記事では「エンゼルスはティッピング・ポイント(重大な変化をもたらす転換点)に近づいている」としている。
来季も二刀流としてプレーする見込みの大谷。だが、記事では「もう一度、怪我をすることになれば、彼はフルタイムの野手になることを強いられる可能性がある」と危惧。そして「時がくれば難しい選択をする準備をしておくべきだ」とし、ミナシアン氏はもしもの事態を想定した上で、備えをしておくべきだと指摘した。
MLB公式サイトは「エンゼルスが大谷のエキサイティングな投球に期待したいのは山々だろうし、そして、もちろん二刀流というのはとても楽しいことではある。だが、球団としては、少なくとも投か打のどちらかで、彼から生産的な活動を得なければいけない」とも言及。大谷がどれだけの働きを見せてくれるのか。エンゼルスにとって大きな来季のポイントになりそうだ。
(Full-Count編集部)