エ軍監督、大谷加入は「最終ゴールへの計り知れない強化」 WMで更なる補強へ
エップラーGM「攻撃の強化を目指している」
大谷翔平投手の争奪戦に勝利したエンゼルスがウインターミーティング(WM)でさらなる補強に踏み切る方針であることを球団公式サイトがレポートしている。
大谷の争奪戦で最後の7球団に残ったエンゼルスは面談の末にそのハートを射止めて獲得に成功。9日(日本時間10日)に本拠地エンゼル・スタジアムで行った入団会見ではビリー・エップラーGMが「1年目は外野起用はなし」、「先発6人ローテーション」といった具体的な起用法を明かにした。
そしてこのほど球団公式サイトでは今回のウインターミーティングでさらなる補強に踏み切る可能性をレポート。マイク・ソーシア監督は記事の中で「ショウヘイ・オオタニの獲得は我々の求める最終的なゴール地点へ辿り着くための計り知れない強化であることは明らか」としつつ、やるべきことは終わっていないとの見方を示した。
記事では大谷の獲得以外にすでにジャスティン・アップトン外野手との再契約、救援右腕ジム・ジョンソンの獲得を終えたことを紹介。「攻撃強化を図るために一塁手か三塁手の獲得、また、投手陣の助けを求めてマーケットを探し回ることになるかもしれないが、ウインターミーティングでの優先事項は二塁手の獲得」とレポートしている。
また補強費について「妥協はない」ともレポートしており、エップラーGMは「球団をより良くし続けるだけだ。可能であれば、攻撃の強化を目指している」と語ったという。
同日はヤンキースからフリーエージェント(FA)となったCC・サバシア投手とも交渉をもったことを米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョージ・キング記者が自身のツイッターでレポートしており、エンゼルスの補強の動きはさらに活発化していく気配だ。
(Full-Count編集部)