マリナーズ岩隈、同地区の大谷へ「対戦楽しみ」「二刀流成功させて」
マリナーズとエンゼルスは同じアメリカンリーグ西地区に属する
マリナーズ残留が決まった岩隈久志投手が、エンゼルス移籍の決まった大谷翔平投手との対戦を心待ちにしている。ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を決断、ほぼメジャー全球団が参戦した争奪戦の末に、大谷はDH制のあるア・リーグ西地区に属するエンゼルスへの移籍を決めた。
そのエンゼルスと同地区でしのぎを削るのが、今季ワールドシリーズを制したアストロズ、アスレチックス、レンジャーズ、そして、岩隈がマイナー契約で残留することが決まったマリナーズだ。結果的には、大谷はエンゼルス移籍を決断したものの、マリナーズはレンジャーズとともに最終面談に残った7球団にも入っており、米メディアからも移籍先の有力候補と目されていた。
今季、右肩の故障に苦しみ、9月27日には同箇所の手術を受けた岩隈は一旦、マリナーズからFAとなったものの、マイナー契約でのオファーを受け、11月下旬に残留が決定。その後、12月9日に大谷のエンゼルス移籍が決まった。これにより、大谷と岩隈が、ともにア・リーグ西地区でプレーすることになった。