周辺施設に影響も? 「バンテリンドーム」略称にも注目…ファンは“予想合戦”
「ナゴド」「ナゴヤD」として愛されてきた存在…ネットでは大喜利状態に
医薬品メーカーの「興和」とナゴヤドームは10日、中日が本拠地にしているナゴヤドームのネーミングライツ(命名権)を興和が5年間取得することで合意したと発表した。来年1月から名称が「バンテリンドーム ナゴヤ」に変更される。個性たっぷりの名前に、ネット上では早くも話題に。これまで「ナゴド」や「ナゴヤD」で愛されてきた存在の略称は未定。どう生まれ変わるのか、早くも注目を集めている。
「痛いとくれば」でおなじみのバンテリン。長年愛されてきた興和の主力商品のひとつが、施設名に冠されることになった。セ・リーグの本拠地では広島の「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」に続き2例目。まだ略称が発表されていない中、ファンの間ではSNS上で早くも予想合戦が巻き起こっている。
これまでが「ナゴド」だっただけに「バンド」と言う声も多数。ほかにも「ドナゴ」「バンドーム」「バテド」など様々な予想が飛び交った。中日で活躍した元投手でタレントの「坂東英二」さんの名前を挙げるなど、ネット上では“大喜利”と化していた。
中には、バンテリンの英語表記「Vantelin」に着目するファンも。かつて楽天の本拠地「日本製紙クリネックススタジアム宮城」が「Kスタ宮城」と呼ばれたことも引き合いに出し「Vドーム」との意見もあった。勝利の「Victory」も連想させるだけに「中日優勝やん」と喜ぶファンもいた。
一方で、改称によって周辺施設への影響を考える声も。ドームに隣接する商業施設は「イオンモールナゴヤドーム前」店で、最寄りの地下鉄駅名は「ナゴヤドーム前矢田」。ほかにも「名城大学ナゴヤドーム前キャンパス」などもあり、そのまま「バンテリンドーム前」になるのか注目していた。
チームは今季8年ぶりにAクラス入りを果たし、漂う上昇気配。「バンド」になるのか「Vドーム」になるのか、それとも……。ファンだけでなく東海地方の人たちに愛される略称の決定が待ち遠しい。
(Full-Count編集部)