21日から始まる見所満載の選抜高校野球 大会を彩る好選手を一気に紹介!
3度目の甲子園を迎える、明徳義塾・岸
【新庄・山岡就也投手(3年)】
広島の新庄高校のエース左腕。初出場だが、この投手の出来次第で上位に食い込む可能性がある。140キロ中盤のストレート、カーブ、スライダー、カット、ツーシームと多彩な変化球を持つ。
公式戦11試合の防御率は1・08。奪三振率も10・34。1試合で10個以上の三振を奪う。1学年先輩で、昨年のドラフト3位で巨人に入団した田口麗斗投手よりも素材は上という声もあるほど。この選抜大会で名前を全国区にする可能性を秘めている。
【明徳義塾・岸潤一郎投手(3年)】
1年生の時から甲子園のマウンドを経験しているエース右腕は3度目の甲子園になる。無駄がなく、力感のないフォームから140キロ台中盤のストレートを投げ込み、コントロールもいい。初戦は智弁和歌山との対戦になるが、強豪相手にプロも注目するエースがどのようなメンタルで向かっていくかに注目。
【履正社・永谷暢章投手(2年)】
最速147キロと今大会の投手の中では最も速いボールを投げる。もう一人の投手、溝田悠人と2枚看板で初戦の小山台高校戦に挑む。永谷はヤンキース・田中将大を目標とする。187センチの長身から2種類のスライダーとスプリット、ツーシームを投げる。今大会で150キロ超えが期待される剛腕である。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count