メジャー初完封にも田中将大に慢心なし 「まだ成功かどうかは早すぎる。僕は7年という契約をしている」
その試合を勝とうと思うのは当然のこと
――ヒットの打席でボールがバットに当たった瞬間は?
「抜けろとは思いましたよね」
――ヤンキースタジアムでは入っていたかもしれない大きな打球も打たれたが、球場の大きさは頭にあったか?
「球場の広さはどこでも違うので、今日は広い球場だっていうのはもちろん頭にはありました」
――ボストンの時も負けずにいけるということを口にしたが、今も可能だと思っているか。
「負けずにいけるとは言ってないですよね。可能性がある限り1試合1試合、勝ちたいと思ってるからってことですよね。あの記事の書き方、意地悪でしたよ(笑)」
――この先も勝っていけると?
「もちろん。勝っていけるとかそういうことは結果だから。その試合、その試合を勝とうと思うのは当然じゃないですか。ただそれだけのことです」
――打席でヒットを打つことでチームを助けることができると考えているか。
「実際に自分も投手に打たれるのは嫌ですし、投手相手に球数をかけてしまうのももったいないことだと思っているので、自分がそういうふうにしていれば相手も嫌なのかなとは思ってはいます」
――先発陣に怪我人が続出する中、自分自身が柱になっているということは大事なことだと思うか。
「まあ僕、1年目ですからね。周りの方々が期待して下さってるっていうのはもちろんあるんですけど。1年目っていうことで、そういうふうに見られてなかったと思うんですよね。投げる前まで特に。そういうふうに柱だとか、中心だとかそういうふうなことは全く言われてなかったので。これからも結果を残して、そうやってずっと言ってもらえるように頑張ります」