ジャイアンツと“格安”で契約合意の青木宣親 「この冬最高の補強の一つ」

青木の加入はジャイアンツにとってポジティブな要素ばかり?

 ブルワーズでの2年間では10本塁打、8本塁打をマークしたが、広いカウフマン・スタジアムを本拠地とするロイヤルズに移籍した昨季は1本塁打と大幅に減少。これが、選手としての評価を下げている1つの要素だともされている。

 ただ、記事では「サンフランシスコは彼にとって悪くない」と指摘。新たな本拠地のAT&Tパークも広い球場だが、カウフマン・スタジアムよりもホームランを打つのは難しくないとしている。さらには「アオまたキはセールスポイントを持っていて、そこにパワーは含まれない」と、長打力を補う武器があることを評価している。

 メジャー屈指の“三振しにくいバッター”であること、四球が多いこと、そして左腕に強いことに言及。ボールをグラウンドのあらゆる場所にはじき返すことができ、ランナーとしても悪くないとしている。また、評価が高くないとされる守備が、評価指数では平均以上の成績を収めていることにも触れている。

「アオキはスター選手ではないが、数値は彼が素晴らしいバーゲンであることを示している」

 日本人外野手の加入は、ジャイアンツにとってポジティブな要素であることを米データサイトは強調している。2年連続ワールドシリーズ制覇を狙う強豪で、青木にかかる期待は大きい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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