川崎宗則の4年連続メジャー昇格は? マイナー契約ながら高い存在価値

二塁のレギュラー候補に挙げるメディアも

 マイナー契約にも関わらず、川崎をレギュラー候補に挙げるメディアもある。最も可能性が高いのはセカンドだ。阪神から海外FA権を行使した鳥谷敬内野手の獲得に動くなど、ブルージェイズが補強を目指していたポジション。しかし、結局は正式オファーを出さず、鳥谷は阪神残留という決断を下した。そのままレギュラー候補を獲得することはなく、アレックス・アンソポロスGMは現有戦力のままで開幕に向かうことを示唆している。

 これを受け、移籍情報サイトの「トレード・ルーマーズ」がセカンドのレギュラー候補として名前を挙げたのは5人。メイサー・イズタリス、ライアン・ゴインズ、スティーブン・トールソン、そしてマイナー契約の川崎、トレードで獲得した若手有望株のデボン・トラビスだ。

 2014年は二塁、三塁、遊撃を守った川崎だが、途中出場を含めて二塁の59試合が最も多く、首脳陣もその実力を十分に把握している。しかも、イズタリスが負傷で10試合の出場にとどまったこともあり、川崎は昨年、この候補者の中で最も二塁での出場が多かった(ゴインズは50試合、トールソンは35試合、トラビスはメジャー経験なし)。

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