川崎宗則の4年連続メジャー昇格は? マイナー契約ながら高い存在価値

人気は絶大、トロントでは多くの人が”帰還”を待っている

 ブルージェイズとマイナー契約を結んだ川崎宗則内野手は、マリナーズ時代も含めて4年連続となるメジャー昇格をつかむことが出来るのだろうか。明るいキャラクターとひたむきなプレーでファン、そしてチームメートからの人気は絶大なだけに、地元トロントでも多くの人が“帰還”を待っている。

 今オフ、川崎には日本復帰という選択肢もあった。3年連続でブルージェイズとのマイナー契約に合意した1月中旬には、地元紙「トロント・スター」が「ファンのお気に入りは、よりいい契約を取得できるであろう日本に戻ると噂されていた。日本でプレーすれば遥かに多くのお金を稼ぐだろうと伝えられているが、ムネノリ・カワサキはブルージェイズに帰ってくる」と報じている。契約条件を度外視して残留を決めたことで、川崎への人気はさらに高くなっているようだ。

 では、今季もメジャー契約をつかむ可能性はどの程度あるのか。地元メディアの「NBCスポーツ」は、四球が多く、出塁率が高いことや、内野のどのポジションも守れることに言及。今季もどこかの段階でメジャーに昇格すると予想している。ベンチに置いておけば、これほど使い勝手のいい選手はいない。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY