ジーター氏、松井氏は「最高のチームメート」 ヤ軍“入閣”にも太鼓判

球界から一時離れることを明かしたジーター氏、「すぐに野球界に戻るという意識はない」

 ヤンキースは一昨年、昨年と2年連続でプレーオフ進出を逃した。今年も苦しい戦いが予想されている。「コア4」と呼ばれた生え抜きのジーター、マリアノ・リベラ、アンディ・ペティット、ホルヘ・ポサダが中心となり、黄金時代を築き始めた1990年代後半のように、ファンは新たなスターの誕生を待望している。ジーター氏は、松井氏が有望な若手選手に大きな影響を与え、名門復活への足がかりを作ってくれる存在だと信じている。

 一方で、自身について聞かれたジーター氏は「私は23年間、プロとして野球をやったので、今のところ野球から離れてみようと思います。すぐに野球界に戻るという意識はありません。いつの日か、野球チームのオーナーになってみたら楽しいだろうと思っていますけど、それはまだ先の話だと思います」と話すにとどめた。

 以前から話題となっている「オーナー就任」の夢は明かしたものの、現場に戻るつもりはないようだ。

 将来的には、ヤンキースでジーター監督、松井打撃コーチのコンビを見たいという声も根強いが、実現に向けてはまだ“壁”がありそうだ。それでも、松井氏のヤンキースでの仕事ぶりを見て、ジーター氏もいつか心変わりする日が来るかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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