過去にもあった戦力外からの復活劇 982日ぶり勝利の中日・八木に続く者は

山崎武司は戦力外を経験後、プロ22年目で自己最高年俸(当時)を更新

 同じ中日に目を向けると、かつての巨人のストッパーで、西武でも活躍した河原純一投手がいる。07年に西武を戦力外となり、08年は1年間浪人。けがをしていた膝を完治させてトライアウトに参加し、中日に拾われた。

 その年、44試合に登板して3勝負けなしで、防御率は1.85。中継ぎ陣を支え、年俸600万円から一気に5倍アップの3000万円を勝ち取った。中日では3年間、プレーした。

 中日、オリックスでプレーした山崎武司氏は、36歳だった04年にオリックスを戦力外となった。新規参入の楽天に拾われ、見返したいという思いからプレー。07年には自己最多の成績となる43本塁打、108打点で2冠を獲得した。プロ22年目の年俸が自己最高(当時)の1億9200万円となり、09年オフには2億5000万円プラス出来高で2年契約を結ぶほど、再び花を咲かせた。

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