イチローが高める日米通算の価値 ローズ超えは3000安打より「重要」と米誌
ローズの通算最多安打記録まで92本、「より重要なマイルストーンにも近づいている」
そして、イチローが3000安打より大きな意味を持つマイルストーンにも迫っていると、現状について紹介する。
「10月に42歳になるスズキは実際、現役続行に関して更なる豊富なモチベーションを与えるかもしれない、より重要なマイルストーンにも近づいている。MLBとNPBで彼は通算4164安打を記録している。ピート・ローズの通算4256安打に並ぶまで、わずか92安打のところまで来ている。もしも、今季38安打を加えることができるなら、今季終了時には彼はローズまで残り54安打となる」
記事では、イチローがメジャー歴代1位の通算4256安打を誇るピート・ローズの記録にも着実に迫っていると指摘。日米通算での記録にはあらゆる意見があるが、米国内でも注目が集まっていることは間違いない。
イチロー以外に金字塔を打ち立てる可能性のある3選手としては、レンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手、エンゼルスのアルバート・プホルズ内野手、そして、タイガースのミゲル・カブレラ内野手の名前が挙げられている。いずれもリーグ屈指の強打者が3000安打の大記録を視界に捉えている。
開幕直後から、地元ではチームの状況とともに、イチローの個人記録にも大きな関心が集まっていた。今回のスタントンの離脱は、マーリンズとイチローの今後にどのような影響を与えるのだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count